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R-24
2016

構造規定剤を使用しないで作製したベータ型ゼオライトの結晶成長


技術のポイント

ベータ型ゼオライトを形成する結晶ポリタイプ(BEAとBEB)の形成状態を統計的に評価した

基礎研究


背景
構造規定剤を用いずにゼオライトを合成する方法は、経済的に有用であるとともに、構造欠陥が少なく耐使用環境性に優れたゼオライトを作製する方法として期待されている

目的
2種類の結晶ポリタイプ(BEAとBEB)から成るベータ型ゼオライトをモデル材料とし高分解能TEM法を手段として、2種類のポリタイプの分布状態を評価することで、構造規定剤を用いないゼオライト合成における結晶成長の特長を解明する

成果
(1) BEAとBEBは出現割合に差があった(BEA:BEB=45:55)
(2) BEAとBEBの分布状態は、統計的に期待される出現分布に一致した
(3) 観察した結晶は、最も出現確率の高い状態(エントロピーが最大となる)で形成された
  ⇒化学平衡状態を保ちながら結晶成長した⇒∴欠陥構造が少ない


・モデル材料:構造規定剤を用いないで合成したベータ型ゼオライトの粉末  ・評価:高分解能TEM法




期待される適応分野
・自動車排ガス触媒をはじめとする各種触媒
・化学プロセスにおける各種分離操作(分離膜)

参考文献 Y. Sasaki, Y. Suzuki, C.A.J. Fisher, T. Ikeda, K. Itabashi and T. Okubo,
Micropor. Mesopor. mater, 225 (2016) 210-215
謝辞 本研究の一部は、JSTにおける戦略的創造研究推進事業(CREST)の支援を得て得られたものである



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