2014年度

JFCC研究成果集

技術革新を支える新材料開発と先端解析技術

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2014-15

機械特性に関する材料評価技術


技術のポイント

様々な使用環境条件における、各種材料の基礎物性や長期信頼性に関する機械的特性の評価



保有技術・設備
機械特性評価技術一覧
評価項目 測定方法 測定範囲 装置メーカー 試料サイズ
曲げ強さ 3、4点曲げ 室温〜1500℃ インストロン 3x4x40
破壊靱性 SEPB、IF (SEVNB) 室温〜1500℃ インストロン他 3x4x40
疲  労 曲げ、引張 室温〜1400℃ インストロン、島津 3x4x40
クリープ 曲げ、引張 室温〜1400℃ インストロン、MTS 3x4x40
圧縮強さ 角型、丸型 室温〜1500℃ インストロン 5x5(Φ5)x12.5
引張強さ 平型 室温〜1500℃ MTS 3x14x120(180)
ヤング率
ポアソン比
動的(パルス、共振)
静的(曲げ、圧縮他)
室温〜1200℃ nf その他 100x20x2他
硬  さ ビッカース他 室温 ミツトヨ、フィッシャー 15x15x5
熱衝撃 水中急冷法 室温〜1300℃ ネムス他 3x4x40
粗  さ 接触、非接触式 室温 東京精密他 -


その他の材料評価技術

超深度レーザー顕微鏡
超微小硬度計
透光性アルミナの破断面
押込み変位→硬さ
除荷時の弾性変形→ヤング率
<主な特徴>
前 処 理:不要(従来の顕微鏡観察感覚)
評価項目:表面状態の観察、表面粗さ計測等
測定倍率:200〜8000倍
測定分解能:0.01μm(高さ方向)
<主な特徴>
評価項目:硬さ、ヤング率、弾性・塑性特性の物性データ
最大試験荷重:2000mN
荷重分解能:≦0.04mN
距離分解能:≦100pm
用 途:薄膜、塗膜、皮膜、高分子材料、表層の観察等


適用分野

・セラミックス、金属、多孔体、高分子材料、ハニカム・フィルター等
・CFRP等の複合材料、各種構造・機能材料および生体材料



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