2022年度

JFCC研究成果集

新時代のマテリアル戦略を支える新材料開発と先端解析技術

5試験評価技術 / 構造特性

T-28

2022

SDGs

サブナノ~ミクロンオーダーの細孔径分布測定による機能性評価

SDGs

技術のポイント

多孔体の構造情報と膜のガス分離特性を同一機関で評価が可能フィルター等の開発に有用な情報を多面的に提供

保有技術

機能性評価


ガス透過率測定装置

・手法 :ガス透過法(減圧、加圧)
・細孔径:0.26~0.55 nm
 (He、H2、CO2、Ar、N2、SF6
・温度 :室温~(150 ℃)~600 ℃
・形状 :チューブ、板

ガス透過率測定原理(減圧法)1)

1) K. Sato et al., KINZOKU MATERIALS SCIENCE & TECHNOLOGY, 89 (2) 130-134 (2019)

活用/成果例

多孔質材料の耐久性・膜のガス分離特性評価

測定例 シリカ膜のガス分離特性2)

2) T. Nagano et al., J. Am. Ceram. Soc. 91 (1) 71-76 (2008)

適用分野

・分離膜、フィルター開発:ガス透過、分離特性評価

・新規機能性材料開発  :細孔径分布