6試験評価技術 / 微構造解析
T-42
2022
触媒反応のその場観察技術
技術のポイント
実際の使用環境を模擬した雰囲気下でナノスケール解析が可能。機能の発現や劣化のその場観察を提供
保有技術
加熱・ガス雰囲気を形成する環境電子顕微鏡装置
環境制御型収差補正TEM
TITAN E-TEM(Thermo Fisher Scientific)
加速電圧:80 kV、200 kV、300 kV
点分解能:0.1 nm(真空中)
導入ガス種:H2、N2、O2 etc.
ガス導入圧力:≦2000 Pa(差動排気)
試料加熱温度:R. T. ~1200 ℃
実環境型TEM
H-9500 in situ(日立ハイテク)
加速電圧:100kV、200kV、300kV
点分解能:0.18 nm(真空中)
導入ガス種:H2、N2、O2 etc.
ガス導入圧力:≦1 atm (隔膜)、≦10 Pa(差動排気)
試料加熱温度:≦1000 ℃
活用/成果例
ガス雰囲気中でのナノ粒子触媒の動的挙動
適用分野
・触媒機能評価、触媒劣化試験
・ガス雰囲気形成相のナノ構造解析