2023年度

JFCC研究成果集

GX時代のマテリアル戦略を支える新材料開発と先端解析技術

2機械特性

T-9

2023

SDGs

高温雰囲気における機械特性評価​​

SDGs

技術のポイント

最高1500 ℃の環境下で、JIS規格(R1604)に準じた​セラミックスの曲げ強度試験を実施​

高温雰囲気機械特性評価装置

試験装置外観
真空炉内の12連冶具

特徴

・真空チャンバー内へ最大12試料分の冶具をセットできるため、チャンバー内の環境​(雰囲気、温度)を12試料分の試験が完了するまで維持することが可能
→ 短時間且つ簡便に試験を実施

・冶具を取り換えることで、曲げ試験のみならず圧縮試験や破壊靭性試験等の機械特性​評価も高温環境下で実施することが可能

曲げ試験の例​

適用分野

・セラミックス材料の高温強度評価

・セラミックス強さデータのワイブル統計解析