2018年度

JFCC研究成果集

未来社会を創出する革新材料開発と先端解析技術

最先端機器・電気化学分析技術 研究開発トップへ 2018年度の一覧へ

T-25
2018

液体材料における誘電率の温度特性評価


技術のポイント

同軸プローブ法を用いることで、液状や半固体(ゲル状)材料の温度特性および周波数特性を評価可能



保有技術
同軸プローブ法
同軸プローブとは伝送ラインの切断面である。
プローブを液体の中に入れたときプローブ端での電界は材料の周囲に入り込み試料と接触すると変化する。その際の反射信号(S11)を測定して、誘電率等に変換することができる。
プローブの特性/仕様
※ 実用的な周波数レンジ、確度、分解能は試料の特性により異なる

成果/活用例

水の温度特性評価の例(各温度における誘電率(左)と損失係数(右))


適用分野

・食品、飲料、薬品などの品質管理
・損失の多い材料(液体、半固体)の誘電特性評価に最適
上記以外にも、JIS規格に準拠した固体材料の評価等も行っています。


研究開発トップに戻る 2018年度の一覧に戻る