2019年度

JFCC研究成果集

新時代の扉を開く革新的・材料開発/解析技術

試験評価技術/熱特性 研究開発トップへ 2019年度の一覧へ

T-16
2019

積分球を用いた反射法による赤外線放射率の測定


技術のポイント

FTIRに積分球を取り付けることで拡散成分を含めた分光反射率の測定が可能



保有技術・設備 JIS R 1693-2:2012 にて規格化
メリット ◆ 室温にて測定可能
◆ 粉体、繊維状でも可能
積分球の概観
積分球の概略

 全放射率の算出法
① 室温にて分光反射率を測定
② 分光放射率を放射率= 1 − 反射率の関係から求める。
③ 任意温度での全放射率を黒体との全放射エネルギーの比より算出する。
炭化ケイ素の分光放射率スペクトル
任意温度(500℃)における分光放射発散度


適用分野

・産業用部材 ⇒ 炉材、熱反射コーティング
・生活用部材 ⇒ 壁材、暖房器具



研究開発トップに戻る 2019年度の一覧に戻る