3研究成果 / 次世代エネルギーデバイス
R-22
2021
MoS2へのLiインターカレーションその場TEM観察
アピールポイント
電気化学反応を再現可能なその場観察手法の開発
【技術シーズ:その場TEM観察+電気化学プローブホルダー】
課題
・リチウムイオン二次電池の高効率・長寿命化において電極活物質へのリチウムイオン反応過程は重要な要素
・様々な電極活物質の解析に対応可能な汎用性の高いその場観察手法が必要
解決手段
・電気化学ホルダーと金属リチウムの組み合わせによる固相電気化学反応により様々な活物質へのリチウムインターカレーション過程その場観察に対応
成果・新規性
・幅広い電極活物質のその場TEM観察が可能となる高汎用性固相反応系の形成手法を確立
・層状MoS2内へのリチウムインターカレーション過程を実時間観察し、試料形状の影響を検証
実験方法:透過型電子顕微鏡、電気化学プローブホルダー
期待される市場・応用
・リチウムイオン二次電池
発表文献
K. Yoshida et al., Solid State Ionics 357 (2020) 115488
謝 辞:本研究は、NEDO「革新型蓄電池実用化促進基盤技術開発(RISING2)」において実施されたものである。
プレゼンテーション動画
R-17 / R-18 / R-19 / R-21 / R-22 / R-28 / R-32
動画の引用・無断転載・無断使用を固く禁じます。