7.特殊評価試験
ガス分離特性、SiC結晶欠陥分析、破壊ガス分析があります。ガス分離特性は液体、気体透過に関わる貫通孔の機能を特徴づけるネック部の細孔径分布を間接的に評価します。Etching法はSiCウェハ全面の転位を検出・分類します。全てのp型-n++型(n>1019cm-3) SiC基板・エピ膜に適用可能です。その他、EBIC法、PL法、Raman分光法及びFIB-TEM法を用いたSiC結晶欠陥分析もご要望に応じ承っております。GaN等他のワイドバンドギャップ半導体についてもお気軽にご相談下さい。
破壊ガス分析は、無機材料のプロセスまたは使用時に材料組織内に混入するガスについて調べる手法です。材料に生じた空孔や、結晶粒界に含まれるガスの質量数を測定することができます。例えばプロセスで用いられる雰囲気ガスの残留具合を確かめるといった目的で用いられております。