最先端の材料技術でものづくりを支援する
1978年の第二次オイルショックを契機として、耐熱性を有するファインセラミックスを高温エンジン部品などへ適用する動きが活発化し、いわゆる新素材ブームがおきました。このような状況の中、JFCCは1985年に通商産業省(現経済産業省)の新素材振興策の一環として、中部経済連合会が中心となり財界・産業界・自治体の協力を得て設立されました。
設立時の名称は「試験研究所」でしたが、2002年4月に「材料技術研究所」に変更し、試験評価だけでなく研究開発を主体としたCOE(Center of Excellence)を目指す研究機関となりました。
材料技術研究所は、ファインセラミックスを中心とした無機系材料に関し「出口となる産業分野を念頭においた研究」および「基盤研究の成果を着実に実用化へ結びつけるための研究」によって、我が国の産業競争力強化に幅広く貢献しています。