先進プロセス設計グループ
セラミックス製造技術の高度化のためのプロセスイノベーション
セラミックス部材の微構造は製造プロセスによって大きく異なり、優れた性能を発揮させるための微構造を形成するには、プロセス技術の開発が不可欠です。1)レーザーや電子ビーム、静電噴霧などを利用した新規プロセスの開発、2)微構造最適化のためのシミュレーション技術の開発によって、プロセス技術の高度化に取り組んでいます。
具体的には、1)では、セラミックス成形体のレーザー焼結技術、レーザー援用化学気相析出(レーザーCVD)や電子ビーム物理蒸着(EB-PVD)を用いたコーティング技術、静電噴霧によるナノ液滴を利用したナノ粒子配列技術など、2)では、有限要素法やモンテカルロ法を用いた焼結シミュレーションなどの開発を進めています。