2017年度

JFCC研究成果集

科学技術イノベーションを推進する革新材料開発と先端解析技術

最先端機器・技術/特性評価技術 研究開発トップへ 2017年度の一覧へ

T-10
2017

積分球を用いた反射法による赤外線放射率の測定


技術のポイント

FTIRに積分球を取り付けることで、拡散成分を含めた分光反射率の測定が可能



保有技術・設備 JIS R 1693-2:2012 にて規格化
メリット ◆ 室温にて測定する
◆ 粉体、繊維状でも可能
積分球の概観
積分球の概略

 全放射率の算出法
① 室温にて分光反射率を測定
② 分光放射率を放射率 = 1 - 反射率の関係から求める
③ 任意温度での全放射率を黒体との全放射エネルギーの比より算出する
炭化ケイ素の分光放射率スペクトル
任意温度(500℃)における分光放射発散度


適用分野

◇ 産業用部材 ⇒ 炉材、熱反射コーティング   
◇ 生活用部材 ⇒ 壁材、 暖房器具



研究開発トップに戻る