JFCC研究成果集

安全安心材料・バイオマテリアル 研究開発トップに戻る

安全・安心材料
 導電性を付与した長繊維強化複合材料における電気物性応答をもとに作用した歪・応力を診断する材料開発を行っています。社会基盤構造物などへの適用により、構造体を補強する構成部材自らが健全性を診断する自己診断機能を実現することができます。
バイオマテリアル
 日本は急速に高齢化社会になりつつあります。このため、生体代替材料としてバイオマテリアルが注目されています。人の骨・関節等とほぼ同等の機能を有する次世代型人工骨開発のためには、生体模擬環境下において使用部位を考慮した機械的特性評価、生体活性評価等の技術開発が必要です。JFCCは医学系研究機関と連携しながら、生体用ファインセラミックスの基盤評価技術の開発と生体骨に類似した力学的特性と生体活性をもつ生体にやさしい人工骨材料を開発しています。

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2015年度 研究成果 2015年度の一覧に戻る

安全・安心材料
2015-1 人工ソーラー光源による太陽熱レシーバの効率評価
  集光した太陽光を熱変換するレシーバ(集熱管)の変換効率を、定量測定するシミュレータ・評価法の開発
2015-2 高性能電極触媒用多孔質球状粒子の開発
  電極材料などで必要とされる高次多孔質構造を達成する多孔質球状粒子を合成するプロセスを開発
バイオマテリアル
2015-3 PMMA骨セメント用の高生体活性な窒素含有酸化チタン粒子の開発
  酸素を僅かに含む窒素中での熱処理により生成される酸化チタン粒子は、高い水酸化アパタイト形成能を発現


2014年度 研究成果 2014年度の一覧に戻る

安全・安心材料
2014-1 太陽熱レシーバ評価のための人工光源シミュレータ開発
  集光した太陽光を熱変換するレシーバ(集熱管)の変換効率を、定量測定するシミュレータ・評価法の開発
バイオマテリアル
2014-2 高いアパタイト形成能を有する生体用チタンの開発
  チタンを酸窒化処理した際に、表面に形成する窒素固溶ルチル層が、高い水酸化アパタイト形成能を発現


2013年度 研究成果 2013年度の一覧に戻る

安全・安心材料
2013-1 光による歪センサ 〜Cr添加SrAl2O4の蛍光発現と歪応答性〜
  Crを添加したSrAl2O4が蛍光現象を示し、その発光波長が「歪」に対して大きくシフトする現象を発見
2013-2 電流検出型ジルコニアNOxセンサの高性能電極材料の開発
  検知極材料構成元素のMnを、高価数金属のCeとその電荷補償のためのMgで複合置換
バイオマテリアル
2013-3 酸窒化処理チタンの医療応用へ向けた生物学的検討
  純チタン表面に、格子間に窒素を取り込んだ酸化層を形成させることで、繊維芽細胞株の旺盛な増殖が可能


2012年度 研究成果 2012年度の一覧に戻る

安全・安心材料
2012-1 電流検出型ジルコニアNOxセンサの高性能電極材料開発
  La系ペロブスカイト型酸化物を検知極材料に用いたNOxセンサの開発
バイオマテリアル
2012-2 酸窒化処理による生体用チタンのアパタイト形成能の向上と安定化
  酸化チタン表面の帯電現象を利用することで、アパタイト形成能を飛躍的に向上させ、しかも、その機能を長時間持続させることが可能


2011年度 研究成果 2011年度の一覧に戻る

安全・安心材料
2011-1 ペロブスカイト型酸化物を用いた高感度NOxセンサの開発
  La系ペロブスカイト型酸化物を検知極材料に用いたNOxセンサの開発
NEDO PJ 自己診断材料の開発
  炭素粒子を分散させた長繊維強化複合材料を用いた自己診断材料の開発


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